小豆・いんげんレシピ集
上生菓子の基本です♪ ★★☆☆☆
黄身しぐれ
表面のひび割れをいかに美しくつけるかがポイント。ほろほろとした口どけが風情あります。色づけは卵の黄身で。
作り方
- 耐熱ボウルに白あんを入れ、ペーパータオルをかぶせて電子レンジで3分熱し、いちど混ぜてからさらに3分熱します。
白あんがぱさぱさ・ぽろぽろになるぐらい熱します。この状態を「火取り餡」といいます。 - よくほぐした黄身を1、に入れ、はじめは木へらで、途中から手でよく混ぜます。
黄身はいちど裏ごしにかけると混ぜやすいです。 - 2、に上新粉とベーキングパウダーを加え、生地がしっとりとまとまるまでさらによく手で混ぜます。
あまりこねすぎても割れ目ができないそうです。 - こしあんは、20gずつに丸めておきます。
こしあんが柔らかすぎるときれいなひび割れができません。1、と同じように電子レンジで数分加熱して余分な水分を飛ばしておくとよい。 - 3、の生地を20gずつ分け手で軽くひろげ、4、のこしあんをつつみ、丸型に整えます。
こしあんを手で触ると外側の生地が汚れてしまうので、さじなどを使いましょう。 - 蒸気のあがった蒸し器に、笹の葉(ところどころ穴をあけたオーブンシートでもよい)を敷いて(5)を並べ、強火で約7分熱する。
きれいにひび割れができたらできあがり!
蒸しあがってすぐにさわると形が崩れます。ある程度冷ましてからとりだしましょう。
フードコーディネーターからのひとこと
「しぐれ」について:
時雨(しぐれ)」とは、あんに、上新粉を混ぜてこね、形をつくって蒸したものをいいます。
小豆こしあんでもつくれます。その場合紫色の「村雨」と上方では呼ばれているようです。
表面のひび割れとほろほろした口どけが独特の風情を出しています。
今回は黄身で色付けしました。さらに黄色く仕上げたいときは、卵黄を加えたり、かぼちゃパウダーを加えます。
また、白あんに抹茶を混ぜると、新緑の色を表した「抹茶しぐれ」になります。
いろいろチャレンジしてみてください。
!注意!
当レシピは、森田農場産の豆を使用した場合のものです。
他産地の豆を使用して料理する場合、分量や時間などが変わることがありますので、ご留意下さい。
当レシピや写真の無断転載はお断りいたします。
当レシピは、森田農場産の豆を使用した場合のものです。
他産地の豆を使用して料理する場合、分量や時間などが変わることがありますので、ご留意下さい。
当レシピや写真の無断転載はお断りいたします。